神戸大学マンドリンクラブが引き継いできた宝物


部旗の由来


1959年にマンドリンクラブ復部と文化総部加入が正式に承認され、同年夏神戸の多聞寺で初期メンバー14人で夏合宿を行ったとき部旗を作ろうという話になり皆でデザインを考えました。

部旗の緑は六甲山の深い緑を、そして字の黄色はその緑に包まれて明るくたくましく育ってゆくKUMCを表したつもりです。

 

戦前からの古い歴史を持ちながら何度か途絶えたKUMC

 

何があってももう再び途絶えることなく発展するようにとの祈りを込めて常緑の深い緑を選んだ気持ちもありました。


KUMCと弦友会が保有する銘器


マンドラ   S.大野 1961・1962・1962・1962・1965・1971年製

 

マンドセロ  S.大野 1961・1964・1965・1970年製

 

マンドローネ F.ヴィナッチャ 1931年製 (戦前にはギタローネも)

 

マンドバス  L.ジェラ 1930年代?製


外に向かって


1.神戸6大学マンドリン連盟を設立

1961年11月 第1回6大学合同演奏会
(神戸・神戸商科・神戸医・神戸商船・神戸女子薬科・山手女子短)

クラブ運営などを他大学から学ぶ

 

2.全国各地で演奏会を開催

東京へ  1966・1981・1984・1986年

名古屋へ 1967(名古屋大学との合同演奏)・1975・1982年

 

3.大西功造(46回)・竹間久枝(49回)両プロの活躍


自ら運営する


神戸大学マンドリンクラブ規約

 

本則に、「目的」「部員の権利と義務」「総会」等を謳う

補則に、部長以下運営委員の役割、楽器の管理 等を明記


先輩の手作りマンドリン



捕虜収容所での手製のマンドリン

姫路高等学校出身の平岩隆雄(17回文乙)が、戦後2年間のビルマ・ラングーン捕虜収容所での抑留生活で部下と作った手製のマンドリン。

ボディはイギリス軍支給糧食の空き箱、棹はビルマの山中で拾い集めた炊事用の薪、弦その他は墜落した飛行機の鋼索やジュラルミン材を利用した。

 

旧制姫路高等学校の記念室(兵庫県立大学姫路環境人間キャンパス内)蔵