神戸大学マンドリンクラブは2015年に創部100周年を迎えました。それを記念し、創部100周年記念誌を作成しております。
・神戸大学マンドリンクラブ100th Anniversary 記念誌
・2015年8月1日発行
・国立国会図書館本館に蔵書(閲覧請求番号:KD268-L54)
ここではその一部を公開いたします。
弦友会会員の皆様には、折々にお手元の記念誌を手にとってご覧いただけましたら幸いです。
東京弦友会の名前が出てきたのはいつからかは記録、記憶が定かではありません。
私が卒業と同時に東京勤務になり同じく東京勤務となった同期の原田君と同じビルで勤務という奇遇でミニ弦友会が始まり、1974年12回生岡田先輩が東京勤務になられ、チッソ(株)明石寮を使わせて戴いてから会が定着したように思います。
12、13回生が中心になって発足した東京弦友会はその前後の回生にも声を掛けて徐々に輪を広げ、年末に定期的に集まるようになりました。
その後場所はチッソ神楽坂寮へと変わりましたが、部屋の収容人数の関係で出席者を16回生以上に限定せざるを得ず、名称も「東京シニア弦友会」と改め今日に至っています。
東京ではあちこちで弦友会の各回生の仲間が集まっている事と思いますが、東京シニア弦友会はそのうちの一つということになります。
現在例会は毎年11月の第3木曜日、つまりボージョレーヌーボーの解禁日と決めています。これは15回生竹見氏が当時ニッカウヰスキー勤務で、たまたま例会開催日がヌーボー解禁日であったため、ヌーボーワインを差し入れで持参されたのが始まりで、その後の例会開催日も覚えやすいようにヌーボー解禁日と決めたためです。
現在は16回生の福島氏の会社からヌーボーワインの差し入れを戴いています。
ヌーボーワインをいち早く賞味できるのもこの例会の楽しみのひとつです。
これまでのイベントとしては現役の皆さんの東京演奏会の支援、16回生高柳和江さんを迎えベストセラー「死に方のコツ」の講話、46回生大西功造プロによる東京凌霜クラブでの演奏会の企画支援、最近では同氏の年一度の東京リサイタルの支援などを行っています。
現在は12回生岡田先輩を会長に、15回生竹見、谷口、前島の各氏が幹事役で20名前後のメンバーでお互いの健康確認を兼ねて集まっています。(13回生 竹内敏郎〕