神戸大学マンドリンクラブは2015年に創部100周年を迎えました。それを記念し、創部100周年記念誌を作成しております。
・神戸大学マンドリンクラブ100th Anniversary 記念誌
・2015年8月1日発行
・国立国会図書館本館に蔵書(閲覧請求番号:KD268-L54)
ここではその一部を公開いたします。
弦友会会員の皆様には、折々にお手元の記念誌を手にとってご覧いただけましたら幸いです。
KUMCの部旗作成は1959年秋に神戸三宮センター街の毛利マークに発注しました。
1959年にマンドリンクラブ復部と文化総部加入が正式に承認され同年夏神戸の多聞寺で初期メンバー14人で夏合宿を行ったとき部血を作ろうという話しになり皆でデザインを考えました。
部旗の緑は六甲山の深い緑を、そして字の黄色はその緑に包まれて明るくたくましく育ってゆくKUMCを表しています。
戦前からの古い歴史を持ちながら何度か途絶えたKUMC、何があってももう再び途絶えることなく発展するようにとの祈りを込めて常緑の深い緑を選びました。
こうして部旗は同年暮れに完成。
翌1960年3月春の合宿を岡山県真賀温泉の森屋旅館で行いこのときに新しい部旗を掲げました。合宿での部旗初登場でした。
初めて舞台で部旗を掲げたのは1960年5月21日(土)夕 神戸農業会館ホールで開いた復活後第一回 Early Summer Concert。
続いて同年12月6日タ 神戸国際会館での復活後第一回定演の舞台をこの部旗が飾りました。
以来55年、コンサートの舞台に必ず掲げられる部旗はオープニングの「商神」の演奏とともに温かく時に厳しく、KUMCの伝統を受け継ぐ若き部員たちの姿を見続けています。(編集部〕